■ 『 あなたと一緒なら心が和らぐ(2008年7月) 』 水天宮拓仄

天香学園に入学してから気を許す友達も仲間もいない。

一年から二年に上がった時に、突如任命された重責。

『生徒会副会長補佐』それが俺に課せられた責任。

生徒会副会長とやらに会った事など一度も無いし、

誰なのかも知らされないまま今年度も終盤にさしかかった

補佐すべき相手が居ないからと言って、俺の役目は変わらない。

日中は生徒会の雑務をこなし、夜は・・・・。

毎日が忙しなく過ぎていく中、さらに俺の心を騒がせる存在。

<<転校生>>と一緒にいると何故か心がざわめく。

でも<<転校生>>と話している時は一番心安らぐ時だった。

一緒にいると心ざわめく存在が、俺の心を和ませてくれる。